関西現代俳句協会

■2025年11月 青年部 招待作品

建築集/超文学宣言




 建築集

 超文学宣言




導線に銅朱く燃え 橋。橋。橋。


そのうらの壁は蜥蜴のあお憶え


カジノの階段より九月のまぶた二枚(が)


シーソーの。である。と君は語りかけ。


都度ひくい仕切に唇はうごいたか


図書館のすずしい腕をめろと撫で


Dasein果て雲のちる。みずほ銀行


超市(スーパー)の五階に柱繁茂した


よこがおに露わなあごを見ていたさ


店頭の電マの秋をためらわず


◇建築集:超文学宣言(ちょうぶんがくせんげん
新京大俳句会。

▲関西現代俳句協会青年部過去掲載ページへ

▲関西現代俳句協会青年部トップページへ